個人的な雑誌『アフリカ』バックナンバー(1-10号)
在庫僅少
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『アフリカ』第10号(2010年11月号)
2010年11月10日発行 全64頁 推価500円 【目次】 「街のめがね屋にて」鈴木永弘 「『アフリカ』に入ってみること」片山絢也 「ゴゥワの実る庭」中村広子 「今夜は豚汁を」辻絵里 「夜のガーデン」犬飼愛生 「不在をめぐる三篇」下窪俊哉 「映画『デルタ 小川国夫原作オムニバス』覚書」井川拓 「三つの穴」樽井利和 「吃る街(七)」下窪俊哉 「おっぱい日記」犬飼愛生 「市井のひと、アナログにて」高城青 執筆者など紹介/アフリカンナイト幻想録/編集後記 アフリカキカクの記念すべき第10弾! 小川国夫の小説を原作とする映画『デルタ』をめぐるエッセイと制作者による「覚書」をはじめ、個々人の〈小説〉が、さまざまなジャンルとの気水域に出て自由に振る舞いはじめた印象深い1冊。家庭、出産、育児、仕事、テレビ、障害、仕事といったことにかんする雑感と、旅と日常の細部を描く作品群。切り絵ギャラリーつき。 |
在庫切れ
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『アフリカ』第8号(2009年12月号)
2009年12月19日発行 全40頁 推価300円 【目次】 「お化け、囁く」高城青 「吃る街(五)」下窪俊哉 「空と寺院を目指して坂を登る」中村広子 「宇宙へ向ける」五十嵐絵里子 「おいしいボロネーゼ」犬飼愛生 「喫茶店」樽井利和 「彼女の椅子」チャーリー・カレロ(晴海三太郎・訳) 「富士正晴の未完小説「信子」をめぐって」日沖直也 執筆者など紹介/ザ・ベスト・オブ・アフリカンナイト/編集後記 五十嵐・樽井の短篇、下窪の連載、犬飼の詩をはじめ少数気鋭。雑記も充実して、2009年の『アフリカ』を象徴するラインナップとなった。高城青が初登場でエッセイを書いている。結果的に大阪でつくられた最後の号となったが、どことなく穏やかで、あたたかい感じのする1冊である。 |
在庫切れ
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『アフリカ』第7号(2009年7月号)
2009年7月7日発行 全40頁 推価300円 【目次】 「大通りから一歩その街に入る」中村広子 「矢流(やながれ)」片山絢也 「大きな鏡のまえで」五十嵐絵里子 「ヒトホルモン」犬飼愛生 「ピロティーと屋上」樽井利和 「微かな明りで遠くまで」片山絢也 「二月のふたり」五十嵐絵里子 本と生活(三)「自分でする」樽井恭子 「吃る街(四)」下窪俊哉 「予定の妊娠」犬飼愛生 執筆者など紹介/アフリカン・スクラップ・ブック/編集後記 執筆者が大きく入れ替わったフレッシュな内容で、『アフリカ』のその後を決定づける大きな号となった。片山、樽井、五十嵐、下窪が小説を。犬飼が詩を。ほか雑記(エッセイ)も多数収録。初登場・中村広子の書いたエッセイのタイトルが、何かを象徴しているようである。 |
在庫切れ
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『アフリカ』第5号(2008年12月号)
2008年12月19日発行 全56頁 推価300円 【目次】 「ヘミングウェイの国の誰かさん」リチャード・ブローティガン(晴海三太郎・訳) 「文具趣味」片山絢也 「鳥の王」神原敦子 「これからの町へ」垣花咲子 「桜島」下窪俊哉 「名前とさようなら」片山絢也 「吃る街(三)」下窪俊哉 「ハローおじぃ」垣花咲子 「屋上」樽井利和 本と生活(二)「きっかけの道」樽井恭子 執筆者など紹介/アフリカン・スクラップ・ブック/編集後記 はじめて号数を記し、『アフリカ』初期の主要メンバーが揃い踏みした、『アフリカ』初期では最も力作揃いの号。表紙の切り絵「木」は、「ブロッコリー?」とちょっとした噂になる。 |
在庫切れ
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『アフリカ』2008年7月号
2008年7月7日発行 全40頁 推価300円 【目次】 「ヴィジョナリーズ」神原敦子 「ピロティー」樽井利和 ◎追悼 小川国夫 「沈黙のざわめき──小川国夫という旅」下窪俊哉 「ある人間らしさへの誘い」片山絢也 「どの窓からも海と島々が見えます」守安涼 本と生活(一)「求めないを求める」樽井恭子 執筆者など紹介/アフリカン・スクラップ・ブック/編集後記 作家・小川国夫の死を受けて、その衝撃のなかで書き上げた追悼文を三作収録。樽井はこの号のために、小川の故郷・藤枝〜焼津まで撮影旅行に出かけた。表紙には、晩年の小川氏のトレードマークだったスニーカーを。裏表紙には、小川文学を象徴する馬の切り絵を飾った。 |