日常を旅する雑誌『アフリカ』バックナンバー(11-20号)
『アフリカ』第20号(2013年7月号)
2013年7月21日発行 全64頁 500円 【目次】 「風の声を聴く人たち」片山絢也 「OYATSUYA SUN ! 」下窪俊哉 「さよならを教えて」芦原陽子 ◎『アフリカ』をめぐる雑記帖 「一冊の価値を問う」 笠井瑠美子 「海岸線のアウトライン」 守安涼 「一度だけのゲストのつもりで」 髙城青 「自然な流れ」 中村広子 「“いま、プライベート・プレスをつくる”ということ ──淘山竜子さんとの対話を中心に」下窪俊哉 「校正以前、二」黒砂水路 「タルチョのゆれる場所(一)」中村広子 「今年の花見」鈴木永弘 珈琲焙煎舎インタビュー③「安定しないのも、面白い」 「御幸町御池下ル── 3、訪ねくる人」中島悠子 「それだけで世界がまわるなら〜夏の匂い〜」髙城青 執筆者など紹介/アフリカン・ナイト VOL.20/編集後記 アフリカキカクがはじめて開催したトーク・イベントの記録、朗読された歌のことば、幼い日のうす暗い記憶と、ある家族と町の貴重な記録、次なる〈旅〉へ向かおうともがく男女の軌跡、〈場づくり〉をめぐる短い断章などを収録した20冊目の記念号。雑誌自体をめぐる雑記&宣伝文集もあり、『アフリカ』の原点を知りたければ、この号からどうぞ。 |
『アフリカ』第19号(2013年5月号)
2013年5月20日発行 全64頁 500円 【目次】 「校正以前」黒砂水路 「それだけで世界がまわるなら〜堂々と無職〜」高城青 「大きな便り」芦原陽子 「current directory」守安涼 「御幸町御池下ル──2、夏の帯」中島悠子 「『新・本とつきあう法』を読みながら」下窪俊哉 「海藤先生の思い出」片山絢也 執筆者など紹介/道草珈琲通信/編集後記 「堂々と無職」にな(ろうとす)る人、「大きな便り」の今昔、祖母という明治生まれの女性の生き方、師と弟子たちの宴、〈本〉の原点を探る本、〈校正〉という仕事、海のある町の明るい春の光景… エッセイ、小説、漫画、写真といった媒体を編み、眺めるように見せる〈日常を旅する雑誌〉の微かな新境地。 |
『アフリカ』第18号(2013年1月号)
2013年1月26日発行 全56頁 500円 【目次】 「吃りのプロフィール」下窪俊哉 「御幸町御池下ル──1、雪の変幻」中島悠子 「After Color【phase 06】」守安涼 「光」芦原陽子 「おんまにぺめふん」中村広子 「夢のおはなし」高城青 「茶番」黒砂水路 執筆者など紹介/道草の家的2013事始め/編集後記 不妊治療専門の開業医だった祖父をめぐる「御幸町御池下ル」、妊娠・流産を経たある女性に芽生えた感覚を描いた「光」、チベット人と日本人の夫婦がぶちあたる〈食〉の問題をユーモラスに語る「おんまにぺめふん」、30代男性が自身の抱える不可解な問題を回想しながら、死と向き合う数日間を描いた「茶番」など、エッセイと小説の間を行き来する力作揃い! |
『アフリカ』第17号(2012年11月号)
2012年11月11日発行 全40頁 500円 【目次】 「道草の家の生態系」芦原陽子 「After Color【phase 05】」守安涼 「ゴゥワの実る庭(最終回)」中村広子 「よう子ちゃんとかず子ちゃん」中島悠子 「たくさんの地図の上で眠る」下窪俊哉 「それだけで世界が回るなら」高城青 執筆者など紹介/道草セッション2012/編集後記 インド・ガヤの「ディディジの家」をめぐる旅の記録「ゴゥワの実る庭」がついに最終回! ある女性の心にいつまでも残っていた2人の幼児、片岡義男の本をめぐる「たくさんの地図」、ある休日の夫婦を描いたエッセイ漫画など小品揃い。この号の編集後記で、はじめて〈日常を旅する雑誌〉ということばが登場している。 |
『アフリカ』第16号(2012年9月号)
2012年9月10日発行 全56頁 500円 【目次】 「current directory」守安涼 「朝のうちに逃げ出した私」下窪俊哉 「マザー・アイ・ラッシュ」犬飼愛生 「保育園雑記──四つ子の魂どこまでも?」芦原陽子 「それだけで世界がまわるなら」高城青 「ゴゥワの実る庭(七)」中村広子 「イーザト」阿嘉志眞申 執筆者など紹介/アフリカ・がらくた箱/編集後記 巻頭に守安涼の写真を大々的にフィーチャーした珍しい号。あるレコードをめぐる断章、「母」と「子」を眺める詩やエッセイ、国語教師の思い出、とあるゲストハウス復興の日々… 何気ない日常に救いを見つける男女の、さまざまな〈旅〉をどうぞ。 |
『アフリカ』第15号(2012年7月号)
2012年7月7日発行 全56頁 500円 【目次】 「After Color 【phase04】」守安涼 「私はこうして「道草ハンター」になった」芦原陽子 「全てを捨てて旅に出た」阿嘉志眞申 「それだけで世界がまわるなら」高城青 「「私たち」の生まれる場所(下)──自分自身を助けるために、共に」下窪俊哉 珈琲焙煎舎インタビュー②「ホットとアイスの“夏ブレンド”」 「ゴゥワの実る庭(六)」中村広子 「無かったことにする」鈴木永弘 執筆者など紹介/道草の家ニュース/編集後記 何かを諦めようとしていた、そのとき、遠くからふっと聞こえてくる声がある。何気ない〈道草〉の途中に起こる奇跡のような出会い。生活の全てを捨てて向かった南の海で珈琲職人は… 問題だらけの日常にこそ救いを見る生活者たち。さまざまな〈救い〉に光をあてる、力強い1冊。 |
『アフリカ』第14号(2012年5月号)
2012年5月5日発行 全48頁 500円 【目次】 珈琲焙煎舎インタビュー①「珈琲の淹れ方に正解はないよ」 「穏やかな波」木村裕 「「私たち」の生まれる場所(中)──「成り行き」をどう受け取るか」下窪俊哉 「震災の記憶・生きる」鈴木永弘 「それだけで世界がまわるなら」高城青 「匂い百景」芦原陽子 「ゴゥワの実る庭(五)」中村広子 「After Color 【phase03】」守安涼 執筆者など紹介/道草喫茶室/編集後記 編集人が横浜の「道草の家」へ移り、珈琲焙煎舎が発行所になって再始動した最初の号。珈琲の淹れ方をめぐる対話、阪神・淡路大震災の記憶をいかに“忘れて”いたかのレポートや、あえて東北へ行かなかった東日本大震災後1年の記憶など、エッセイ、物語、論考、詩、インタビュー、エッセイ漫画など盛りだくさん。いつもになく軽やかな1冊である。 |
在庫僅少
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『アフリカ』第13号(2011年12月号)
2011年12月25日発行 全40頁 推価400円 【目次】 「Merry Christmas! from Bambi」翻訳:鈴木永弘 「男と女は、話せばわかりあえるのか?」芦原陽子 「ハコちゃんの家の美しい夜」文:下窪俊哉/絵:北村愛子 「ゴゥワの実る庭(四)」中村広子 「After Color【phase02】」守安涼 「手をつなごう、とか、愛してる、とか。」下窪俊哉 「それだけで世界がまわるなら」高城青 執筆者など紹介/新・道草指南処/編集後記 「人って、結局、人で出来てる」と言った人がいた。別れがあれば、出会いがある。何かが終われば、何かが始まる。焚火を囲んで語り合うようにして出来た、2011年のクリスマス・ギフト。珈琲焙煎舎での販売が始まった号。その後すっかりお馴染みになった“セイウチ”が登場して、高城青のエッセイ漫画が本格的に始まった号でもある。 |
在庫僅少
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『アフリカ』第11号(2011年6月号)
2011年6月4日発行 全64頁 500円 【目次】 「はるのあるべき」高城青 「暁雲によせて──追悼・井川拓」下窪俊哉 「指笛とひらがな」犬飼愛生 「夜の航海」守安涼 「旅芸人のように」 角野晃司×下窪俊哉(雑談) 「ゴゥワの実る庭(二)」中村広子 「白魚のような手には程遠いけど」辻絵里 「吃る街(八)」下窪俊哉 「32 Frogs」高城青 「おっぱい日記〈卒乳篇〉」犬飼愛生 「チベット人、舐める」中村広子 執筆者など紹介/グレイテスト・ヒッツ・オブ・アフリカンナイト/編集後記 東日本大震災のあった春、死と向きあう人の表情。あらためて問い直される〈ことば〉と、途切れることなく受け継がれていく何か。怒濤の日々の片隅で、手離せず、持ちつづけている〈小石〉のようなもの… 前号で好評(?)だった「おっぱい日記」や「ゴゥワの実る庭」の続編も。悲しい別れと共に、また新たな展開を予感させた力作号。 |